冬の脱水。
2023-11-07
寒くなってきましたが、皆様お元気でお過ごしでしょうか。
今回は「脱水」についてお話したいと思います
夏によく聞く言葉だと思いますが、脱水は冬も要注意なのです。特に気温が下がると飲み物を口にする機会が減ると思いますが、じつは高齢者の約２２％が「かくれ脱水」であるという調査結果もあります。
「かくれ脱水」とは「倦怠感」「頭痛」といった症状はないけれど、検査をすると脱水だと認められるものです。
脱水状態になると、血圧が低下しフラツキが生じることで転倒リスクが高まる、脳血流量が低下することで認知機能障害がおこる、皮膚が乾燥しバリア機能が低下することで感染症にかかりやすくなる、といった様々な弊害がみられます。また脳卒中や腎機能障害といったこわい病気にも繋がります。
家族にご高齢の方がいらっしゃる方は「口の中や、脇の下の渇き」などをみてあげて下さい。
一日にお白湯などコップに５～７杯くらいを目安に、摂取するようにしてくださいね。
冬でも脱水になるということをぜひ知っていただけたらと思います。
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