健康と音楽
2024-06-26
6月も半ば、梅雨の季節になりましたね。
天気がすっきりせず、気持ちもなんだか浮かない…そんな時、お気に入りの音楽を聴くと気持ちが晴れた!そう感じることが
ないでしょうか?
音楽と健康についての研究は進んでおり、音楽を演奏したり聴いたりすることで、思考、感覚、運動、感情などに関わる脳の様々な部分が活性化されることがわかっています。音楽は脳内物質(神経伝達物質やホルモン)を分泌させ、情動反応や、記憶、感情を呼び起こし、社会的な結びつきを促進させることができるそうです。
具体的には…
(1)ストレスを緩和し免疫力をアップさせる
(2)リラックス、安眠効果
(3)集中力をアップさせる
(4)忘れていたことが思い出せる など
実際に児童施設や介護施設などでは、音楽の持つ様々な効果を期待して心身障害の改善やQOLの向上を目指し音楽療法が活用されています。
メリットばかりに思える音楽ですが、気を付けなければならないこともいくつかあります。あまりに大きな音量で聴くと難聴になりやすく、また、音楽は記憶や感情的な反応を伴うことがあるため、特定の曲や種類の音楽に触れることで苦痛を感じることもあります。メリット、デメリットを考えながら、音楽を効果的に健康のために利用できるといいですね。